HELLO STONE PROJECTいしみがくひとくらし

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HELLO STONE PROJECT

  • 最優秀賞「高く積み上げた」
  • 優秀賞「日本の玄関」
  • 優秀賞「石橋を渡る」
  • 「待ち合わせ石のベンチ」
  • 「ベストパートナー」
  • 「石の博物館」
  • 「万燈供養」
  • 「ママはやく~」
  • 「どこだって遊び場」
  • 「挑戦」
  • 「石窯のある暮らし」
  • 「おっかなびっくり」
  • 「いにしえの石畳」

vol.4 PHOTO CONTEST 2018 選考結果の発表!

11月末日、「HELLO STONE PROJECT vol.4 PHOTO CONTEST 2018」の審査会が、関ケ原石材本社で行われました。

今年の審査員は、株式会社クラスカ執行役員クラスカ統括責任者の大熊健郎さんと、レスパースの若山嘉代子さん、ifs未来研究所所長の川島蓉子さん、そして関ケ原石材の社員たちです。今年も525点もの写真が集まり、それぞれに石を取り巻く暮らしを切り取っていました。そして、世界中から集められた大きな石を扱う関ケ原石材にとって、「こんな場面に」「こんな石が」と、多くの発見と気づきがありました。改めて、応募いただいた方々にありがとうの言葉を送りたいと思います。

 

さて、たいがいの審査会は、理論理屈を整えた審査基準を設けるものですが、このフォトコンテストのテーマは「石のある生活」です。写真とは見た人の気持ちを動かすものであり、気持ちの動きは理屈で測れるものではありません。

ということで、今年の審査も、「石のある生活」を豊かに語りかけてくれるかどうか、そして楽しさや豊かさが現れているかという視点で行いました。

留意したのは、「石と人のかかわり=暮らし」という視点です。関ケ原石材の仕事は、主に商業施設やオフィスビルの外壁や内装づくりですが、そこを訪れる人や、そこで働く人と石のかかわりを、大切にしながら手がけてきたものばかり。その精神が存分に宿っているかどうかが、審査の物差しになりました。

江戸の町にあって、威厳ある佇まいで城を守ってきた石積み、熊本県に古くからある橋を支え、山あいの路と化している風景など、13点の写真が選ばれました。惜しくも選にもれた写真の数々も、石に向けた愛情がいっぱい詰まっていて、社員は強く勇気づけられました。

— 審査員からのコメント —

 

【最優秀賞「高く積み上げた」】
「手間暇掛けて作った歴史ある石壁だけど、これが日常のすぐ隣にあることを手前に人がいることで感じられる。その対比がすごく良いなと思いました。」
川島氏

「スクエアが重なり合っているのがものすごくきれい。色も微妙に合っているような合っていないような、そういうのも石なのに温かい感じがするのが良いなとすごく思います。そこに人がいるのが特に良いなと思いました。」
若山氏

「ロマンチックに考えると、人と石の昔本来の関わり方のような。実際の石の存在感・迫力がすごく圧倒的で、それがあたかも日常に溶け込んでいるような点も良いなと思いました。」
大熊氏

【優秀賞「日本の玄関」】
「日本の玄関のひとつである東京駅は、きっと年取った方も若い方もかっこいいって思うんじゃないかな。ヨーロッパの石畳とは少し違い、かといって神社の参道のような気配も少しある、不思議なモダンさがあるところがかっこいいと思いました。」
川島氏

「きれいですよね石畳。馬車が走っていたのを以前見かけました。なんだか人々の夢が広がる場所ですね。」
若山氏

「やはり東京駅の存在は非常に大きいですね。木と紙の家に住んでた日本が、こういった明治や西洋の文化を日本人なりに取り入れ受け継いでいる贅沢な場所であり頑張りが伝わってきます。皇居まで続くこの石畳が、下支えしていることを感じます。」
大熊氏

【優秀賞「石橋を渡る」】
「すごく懐かしい、そして渡ってみたくなる魅力というのもあって、その先になにがあるんだろうって思わせるような道を、石が作っているというのが良いですね。」
川島氏

「木と石と緑しかないところに惹かれました。こういう風景なのに石の橋があるってすごいなって思いました。子どもがいるのも良いですよね。」
若山氏

「この場所に行ってみたいと思わせられるところに実は惹かれました。ジブリ映画の世界に渡っていくかのような雰囲気もありますね。」
大熊氏
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来年もたくさんの応募をお待ちしております。

本当にありがとうございました。