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月刊 HELLO STONE -vol.1 KIGI 植原 亮輔 氏-

今月より、「石のある生活」をテーマとし、毎月すてきなゲストをお迎えして発信していく「月刊 ハローストーン」が始まります。ISHIZOやしかくいし等HSPプロダクトを購入してくださった方はどのように石のある生活を楽しんでいるのか、特別にその生活の一部を垣間見させていただきます。

月刊 ハローストーン第1回目として、石の魅力を語っていただいたのはこの方です。

 

 

KIGI Co.,Ltd.

クリエイティブディレクター / アートディレクター

植原 亮輔 氏

 

プロダクト:ISHIZO ブックエンド L型(赤)

ーこのプロダクトを選んだ理由を教えて下さい。

一言で「シンプルで美しい」。

これがたとえブックエンドではなかったとしても手に入れたいと思いました。

 

ーHSPプロダクトを知ったきっかけは何でしたか?

そもそも、このプロダクトに関しては見たことはなかったのですが、KIGIが運営するギャラリーでISHIZOを手掛けた石井洋二さんの個展を開催しました。その時に初めてこのプロダクトに出会い、その魅力に引き込まれました。特に色の美しさに惹かれました。

 

ー普段どのようにブックエンドを使用していますか?

お気に入りのヨーロッパのアンティークの薬棚の上に置いています。木製の家具の上に置くと面白いんです。柔らかく落ち着いた木の表情に対し、硬質で独特な模様の石の美しさが反発し合いながらも調和します。

今、まさに読んでいる本を立てかける時に使用しています。ISHIZOのブックエンドに挟む本は僕的には2〜3冊がベストなんです。本を読み終えたらただの“石”として飾っています。

 

ー植原さんにとって気に入っているポイントがあれば教えて下さい!

見た瞬間に気に入ったところは色合いです。

僕はデザイナーなのでよく色を調色したり選んだりしますが、この色をメインカラーにしてデザインをしたことが無い気がします。とても難しい色です。

ところが石の質感や重量感、また独特な模様によって、この難しい色がモノとして成立し、存在感のあるプロダクトになっている。(石という素材が)“細かいデザインができない”という不都合さによってシンプルで力強いデザインを生み出している点においても、”やられた感”がありました。

また、石というものをここまでじっくり見ることはなかったんですが、見れば見るほど違った表情に出会い、そして“好き”が増します。

 

静かに何かを語りかけてくる。

石のプロダクトはそんな良さがあると気付かされました。

 

 

 

撮影:植原 亮輔 氏

 

月刊 HELLO STONE  -vol.1-

2020年6月

 

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KIGI Co.,Ltd.

クリエイティブディレクター / アートディレクター

植原 亮輔 氏

 

profile:

1972年北海道生まれ。多摩美術大学デザイン学科(テキスタイル)卒業後、広告やグラフィックデザインを主とする会社DRAFTに約15年在籍。その後、DRAFTの仕事でプロダクトブランドD-BROSをはじめとし、数多くのプロジェクトを協働していた渡邉良重氏と共に、2012年、KIGI Co.,Ltd.を設立。グラフィックデザインやブランドデザインを主軸に活動しながらも、独自のプロダクトブランド「KIKOF」や発信の場であるギャラリーショップ「OUR FAVOURITE SHOP」などを運営する。また、CM等映像制作、空間ディレクションの他、デザインの延長線上で作品制作をし、美術館やギャラリーで展覧会をする等、KIGIのクリエイションの可能性を広げ、ジャンルにこだわらない創作活動をしている。

2017年宇都宮美術館で大規模個展「KIGI WORK & FREE」展を開催。東京ADCグランプリ、第十一回亀倉雄策賞等を受賞。

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ISHIZO ブックエンド